シルバー人材センターとは
シルバー人材センターとは
毎日働くことは望まないが自分のペースに合わせて仕事がしたい、地域社会に役立つ仕事がしたい、何らかの収入を得たいという健康で働く意欲のある高年齢者の希望に応えるため、シルバー人材センターは生まれました。
○国や地方公共団体の高齢社会対策を支える重要な組織として、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基づいて事業を行う、山形県知事の認定を受けた公益社団法人です。
○全国の主要な市(区)町村の地域で設立されており、現在1,300を超える団体に700,000人を超える会員の方が登録されています。
基本理念及び目的
基本理念
○シルバー人材センターは、「自主・自立・共働・共助」の基本理念に基づき、会員の総意と主体的な参画により運営する組織です。
【自主・自立】 会員は、シルバー人材センターの事業運営はもちろん、請け負った仕事についても、その準備
から完成まで会員自身の責任で行います。
また、自分たちの力で会員や仕事を増すことに努め、自分たちの力で完成させます。
【共働・共助】 個人的な能力差を超えて、会員同士が協力し助け合いながら仕事を完成させ、働く喜びを分か
ち合い、気持ちよく働くことです。
目的
シルバー人材センターは、定年退職者などの高年齢者で就業を希望する方に、官公庁・企業・家庭から受注した「臨時的かつ短期的又はその他の簡易な業務」を提供します。
会員は、これまでに培った豊富な経験と知識・技術を活かし、自らのライフスタイルに合わせて働くことで、「健康的で生きがいのある生活の実現」と「地域社会の活性化及び福祉の向上」に貢献しています。
○健康で生きがいのある生活の実現 ○地域社会の活性化及び福祉の向上
・日々の生活の充実、健康の維持 ・企業などにおける人手不足の解消
・追加的な収入による、経済面での安定 ・育児、介護分野での就業を通じて、現役世代の活躍を推進
事業の特色
・センターが臨時的・短期的な仕事、その他軽易な業務を請負・委任、又は派遣・職業紹介により公共団体・
企業・家庭から有償で引き受け、これを会員に提供し、仕事の内容と就業の実績に応じて「配分金(請負・
委任)」、「給与(派遣)」を支払います。
・就業や所得を保証する仕組みにはなっていませんが、会員の能力や希望に応じた働き方ができます。
○受託事業の実施・・・請負、委任契約により実施します。
【 技術分野 】 【 軽作業分野 】
・一般事務、受付事務 ・草刈り(機械使用)、草むしり
・雪囲い外し
【 技能分野 】 ・雑役
・植木剪定 ・大工仕事 ・農作業
・雪囲い ・ペンキ塗り ・低木伐採
・障子、襖張り ・畳替え ・害虫駆除(蜂・アメシロ)
・網戸張り ・不要物運搬(家庭ごみ)
・土木作業(重労働不可)
【 管理分野 】 ・除雪
・施設管理、・駐車場管理
【その他】
【 サービス分野 】 ・表彰状等筆耕
・家事サービス(掃除、洗濯等) ・ポスティング
・福祉サービス(身の回りの世話等)
○派遣事業の実施・・・派遣元と雇用契約を結びます。
・派遣就業を希望する会員に派遣の仕事を提供します。(派遣先の指揮命令があります。)
○有料職業紹介の実施・・・派遣先と雇用契約を結びます。
・職業紹介を希望する会員を発注者に紹介します。(派遣先の指揮命令があります。)